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大学の講義は意味ない?重要なのは単位だけ?

 

 皆さんこんにちは、じょーかーです。

 

9月も終わりますね。

大学生の皆さんは後期が始まっている、

あるいはもうすぐ始まるという方も多いのではないでしょうか?

 

一年生の方は今年から晴れて大学に入学し、楽しいキャンパスライフを送れている方も 

色々な意味でそうでない方もいるかと思います…

※ こ、好んで一人で行動してるんだからねッ!大号泣洪水不可避

 

 

そこで皆さん一つ疑問に思ったことはないでしょうか?

 

 

 

あれ?講義って意味あんの?

 

 

 

…はい。私も実際にそう思った時期があります。

なんなら大半の方は思うのではないでしょうか?

 

というのも、大学の講義ってどうでもいい内容が多いんですよね。

(嘘ですそんなことはありません)

 

でも実際に、

講義とは関係ない世間話が大半を占めるような教授であったり、

講義の内容が「役に立つのか?」と思うものであったりと、

なかなか講義に意義を見出しにくい状況に陥ることも少なくありません。

 

 では、このような状況に直面した場合、

その講義は受けなくてよいのでしょうか?

サボって自分のやりたいことに時間を費やした方が良いのでしょうか?

 

今回は、大学で 学ぶ ことの意義を考えていきたいと思います。

 

講義って受けるべき?

まず先ほどの、 

  • その講義は受けなくて良いか
  • サボって自分のやりたいことに時間を費やした方が良いか

の答えを先に言ってしまいますと、

 

99%受けるべきです。

 

え?残りの1%は?

あ、俺のことか!ウェーイww

 

などといった元気一杯の学生が出てくるかもしれませんので

一応釘を刺しておきますが、

もちろんあなたではありません。

いや、正確にいうとあなたかもしれませんが、条件があります。

それは、

 

将来やりたいことが明確で、それに向けてやらなければならないことがある方です。

 

例えば、

公務員を目指しており、公務員試験に向けての勉強をしたい

という方であったり、

 

大学にはスポーツで来ていて、プロ入りに向けて猛練習している

 

というような方は、全く意義が見出せない講義に無理に出席する必要はないと思いますし、それ一本でいくというならその専用の勉強であったり、練習をすることが一番の近道であると私は思います。

 

しかしそれ以外の

ただ講義がだるいからといった学生や、

友達と遊びたいからといった学生は、講義に出ることを強くお勧めします。

 

これは

学費がもったいないからとか教授に対してのリスペクトが足りないからといったような単なる綺麗事なんかではありません。

あなたのためになるからなんです。

本当にその講義に意味はないのか?

私も大学二年生まで無意味だと思い込んでました。なんなら学部も真剣に選んでなかったせいで余計講義の内容が入って来ませんでした。完全に自滅です。

そのくせ出る意味ない講義だと決めつけてはパチスロにいって、

「講義の時間で金稼いだじょぉww」などとトチ狂っていました。

 

 しかしよく考えてみてください。

その講義は本当に無意味なのでしょうか?

本当に活かすことはできませんか? 

 

 私は No だと思います。

私はなんとなく就活に強そうだというくらいで経済学部を志望した安直野郎で、そのせいでゴリゴリの文系脳の私からすれば経済学に出てくる数式なんてちんぷんかんぷんでした。

しかし、3年になり そろそろやばいと思ってきた私は

「ギリギリ単位取るだけなんてダメだ!講義をちゃんと理解しよう!!」

と強く決意したのです。

それから講義を見る目が変わりました。

本気で講義を聞いてみた

苦手な数式も、意味のないと思っていた経済史も、全て真剣に聞きました。

友達と一緒に授業を受けることもやめ、試験も自力でやるというもはや縛りプレー的な環境に身を置いてみたのです。

 

すると変化が起きます。

今まで表面しか見えなかった、見ようとしていなかったものの細部が見えてくるようになりました。

では具体的に経済史を例にとってみましょう。

 

before

イキリワイ「いや日常生活でポパーが何を書いたかなんて絶対役に立たんやろ!ケラケラ」

 


after

悟りワイ「ふむふむ。ポパーには『開かれた社会』という考え方があるんだな。なるほど…よし、人と接する時はちゃんと相手の意見も受け入れつつ、対話するように心がけるで!」→バイトのクルー会議や友人との会話において衝突がなくなる

 

 

 

どうです?この変わり様??

 

これほんっとに全く盛ってないんですよ。

実際に2年までのGPAが2.3という模範的なポンコツ学生だった私も

3年次にはなんと

3.7!!!!

 

いや普通にすごくないですか?? ※ウザ度Lv.100000

 

成績が良くなることはもちろん、先ほど例に挙げたポパーの考え方のように、日常生活に活かせるのです!

ポパーの「開かれた社会」という考え方については後日別で書きたいと思います(それほど強く納得した考え方です)

大学で"学ぶ"ということは

前節を読んで

いや結局良い成績とることやないかい

と思ったそこのあなた。違います。

 

先にも述べたように、取り組み方次第で講義内容には捉え方が変わって来ます。

小中(高)と違い、全体に合わせて進んでなんてくれません。大学では良くも悪くも自分次第です。本気で取り組めば私たちの生活に活かせる知識だって見えてきます。

 

もちろん全学部の内容がそうかと問われれば受けたことがないから確証は持てません。としか言えません。が、少なくとも経済学部はそうでした。

本質を理解しようと取り組んだ結果、たまたま点数が取れただけです。

 

この講義は何のためにもならない。

これは本気で受けてからしかわからないのです。

 

少なくともこの記事を見てくださった方は、何も踏みとどまろうとせずに講義を捨てるような人ではなかったということです。

 

実際に本気で講義を受けたら意義を見出せた奴がいたんだと、それならやってみようかなと、読んでくださったあなたが思ってくれたら何より幸いです。

 

果てしなく長くなってしまいましたが、どうか自分を信じて学生生活を充実させてくださいね!!

 

ではまた!!